2010年1月19日 (火)

ドイツ連邦鉄道 近郊用客車 シルバーリンゲ 前面貫通路付き制御客車 2等/荷物車 (43820)

German Federal Railroad (DB) cab control car, 2nd class with a baggage area (type BD4nf-59). "Silberling / Silver Coin" design. "Rabbit Hutch" end with the baggage area and a rubber diaphragm. Car no. 96 426 Stg.

シルバーリンゲ客車の紹介の3回目です。今回は「制御客車 2等/荷物車」をご紹介します。

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シルバーリンゲ客車の前面貫通路付き制御客車は、30年ほど前までは24cmの鉄板客車として発売されていましたが、それ以降はぷっつりと発売が途切れており、長い間新製品での登場が待ち望まれていました。この為、新規格客車での登場が発表された時には大いに話題になりモデルの出来に注目が集まりました。

実際の発売はシルバーリンゲ客車3種類の中では大きく遅れたものの、その出来栄えはユーザーの期待を大きく超える物になります。

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シルバーリンゲの制御客車は車輌の片端部に運転室を備えていて、ここからのコントロールにより推進運転を行い機関車を制御します。運転室の後ろは荷物室になっていて4つ折の扉が付いています。そこから以降、残りの部分は2等室となります。内部はオープンタイプの客室でシリーズの他の2等車等と同じ造りです。

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実車では、機関車が電気機関車およびディーゼル機関車の場合は直接のコントロール、そして驚く事に蒸気機関車でも推進運転を行っていました。

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写真は実物のこの形式の運転室ですが、ブレーキハンドルが写真中央、その左側は電気&ディーゼル機関車用の運転台、そしてブレーキハンドル右側は蒸気機関車用のコントロール装置です。蒸気機関車は制御客車の運転室からは直接の制御は出来ませんので船で言うところの「エンジンテレグラフ」形式になっています。

Photo

制御客車の運転室でエンジンテレグラフをガチャンと動かすと、その指令が蒸気機関車の運転室へ届くという仕組みです。ほとんど船舶と同じコントロールですが、実際にそれで問題無く列車の運用が出来ていたのかは資料が無いのでよく判りません。実際の映像でも有ればぜひ見てみたいものです。

さて、モデルの方ですが、写真で見る様に良く出来た製品で、特に運転室前面辺りは細かい所まで上手に再現しています。

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車輌番号は BD4nf 96 426 Stg です。

長い間シルバーリンゲ客車の再登場を待ち望んでいたファンに、大いにお勧め出来るモデルです。

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2010年1月 9日 (土)

"Henschel-Wegmann" 列車セット 2005年インサイダーモデル (26610) 2回目 食堂室付き荷物車

"Henschel-Wegmann" Train Set. Insider model 2005 (26610)

今回からはBR61に牽引される客車編成をご紹介していきます。この編成はWegmann社により製造され以下の4両から構成されています。

1.食堂室付き荷物車
2.2/3等車 その1
3.2/3等車 その2
4.展望室付き2/3等車

乗車定員は編成全体で2等席が48席、3等席が144席、そして食堂室部分の定員が23席となっています。

今回はその中から「1.食堂室付き荷物車」を紹介します。

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車輌の先端に曲面ガラスを持ち、ベージュとパープルに彩られた非常に美しい客車です。車体の4割が荷物室、残りの6割ほどが食堂室部分となっていて定員は23席です。車体の下回り&台車部分まで流線型のスカートで覆われており高速走行時の空気抵抗を考慮している事が伺われます。

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モデルのレタリングに従えば車輌の仕様は以下の通り

車輌重量:37.6t
全長:22.46m
定員:23人

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カラーリングは車体の窓周りがベージュ&残りがパープル、屋根がシルバー、下回りはシルバーで車体との境界に黒色のラインが入れられています。食堂室部分にはSPEISERAUMの文字がレタリングされています。

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車輌番号は SWRPwPost4u Berlin 10401 となっています。

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2009年12月14日 (月)

スイス国鉄 EW-II客車 荷物車 その3 旧式カラー 緑色 (ROCO 44333)

スイス国鉄のEW-II客車の最終回です。

今回は旧式カラー 緑色の荷物車 (ROCO 44333)を紹介します。

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今までの2両の荷物車と構造的には同じ物となりますが、時代的には Epoch IV となる様で、カラーリングも緑色とかなり地味な色合いです。これと組み合わせる Epoch IV のスイス国鉄の客車は今のところ在籍していませんが、これを機会になし崩し的に導入してしまいそうです(^^ゞ

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カラーリングは車体が濃い緑色、乗降ドアが金色(銅色?)、屋根がグレー、下回りが黒色となります。

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車両番号は D 50 85 92-33 686-3 です。

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2009年12月13日 (日)

スイス国鉄 EW-II客車 荷物車 その2 EW-IVカラー (ROCO 45189)

スイス国鉄のEW-II客車の紹介の続きです。

今回はEW-IVカラーの荷物車 (ROCO 45189)を紹介します。

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入手先は同じく銀座某店4階です。同じ型の荷物車をカラーリングが違うとは言え3両も買うのは一寸迷ったのですが、「中古では同じ物には出会わない、迷ったら買え」の格言に従ってあっさりと入線させました。

車体の造りは前回の荷物車と同じ物になります。しかしながらカラーリングが違うとかなり印象は変わりますね、模型で使う上では汎用性が高そうです。

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カラーリングはおなじみのEW-IVカラーで、車体は白色で窓周りが緑色、屋根がグレー、下回りが黒色となり、白色の自転車マークが特徴になります。

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車両番号は D 50 85 92-33 606-1 です。

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2009年12月12日 (土)

スイス国鉄 EW-II客車 荷物車 その1 IRカラー (ROCO 45088)

スイス国鉄のEW-II客車の紹介の続きです。

今回は同じIRカラーの荷物車 (ROCO 45088)を紹介します。

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欧州の列車では荷物車はなかなか欠かせない存在ですし、私も荷物車大好き人間ですので、銀座某店4階にて纏めて中古で入手出来た事は幸運でした。

荷物車ですので全長は短く、以前紹介しましたMC76タイプとほぼ同じ長さとなります。車体の造りは1等車、2等車とほぼ同じで統一感が有り、側面にある2箇所の大きな扉が特徴になります。

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1等車、2等車と同じく、カラーリングは窓周りがブルー、その下にグリーンの帯、腰部はグレー、乗降ドアがイエロー、屋根がグレー、下回りもグレーとなっています。

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車両番号は D 50 85 92-33 620-2 です。

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2009年11月 5日 (木)

1960年代スイス旅客列車セット(26539) 荷物車

Train set "Swiss passenger car set in 1960" (26539) baggage car

1960年代スイス旅客列車セット(26539)の紹介の続きです。今回からはセットに含まれている客車の紹介になります。

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この列車セットにはAe 8/14電気機関車と共に6両の旧型客車が含まれていて、各車輌の内訳は、荷物車x1、1/2等車x2、2等車x2、2等車(尾灯付)x1、となっています。6両全てを並べて編成を組むとなかなか良い雰囲気を醸し出し、鉄道の古き良き時代を想い起こさせてくれます。

今回はその様な編成の中から荷物車をご紹介します。

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深緑色に塗られた旧型客車の荷物車で、側面には2ヶ所荷物を出し入れする両開きの引き戸が設けられています。また、車端部には2ヶ所乗降用のドアが有ります。車体側面の4箇所の窓には格子らしきものが嵌っており古めかしさと共に厳しさを感じさせます。

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車体下部には、旧式客車でも古い部類の車輌に見られる補強用のトラス構造が使用されていて、外見上の特徴となっています。

荷物車で良く見られる屋根上の列車監視用のキューポラは、この荷物車には設置されいません。

カラーリングは車体が深緑色、屋根がシルバー、車体下回りは黒で塗装されていて、車体側面にはSBB、CFFのロゴとスイス国旗の十字のマークが配されています。

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車輌番号は F 18519 となっています。

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2009年10月24日 (土)

スイス国鉄 荷物車 MC76タイプ(ROCO 45188)

Swiss Federal Railways (SBB/CFF/FFS) type MC76 baggage coach

先日のコメント欄でふれたスイス国鉄の荷物車 MC76 タイプ(ROCO 45188)を紹介します。

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EW IV タイプの客車が数両集まり編成を組んで楽しんでいたのですが、やはり荷物車が欠けている編成はどうにもしまりが無い(^^ゞと、感じ出し、お似合いの荷物車は何か無いかと探し始めました。

メルクリンはこの手の荷物車を出していないわけですから必然的にROCOから探す事になります。ちょうどその頃、カタログをパラパラとめくっていると良さそうなモデルが見つかりました。それがこのモデルであるスイス国鉄荷物車 MC76 タイプ(ROCO 45188)です。

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実車は、もともとはフランス国鉄(SNCF)の荷物車でしたが、荷物運搬の需要減少に伴い荷物車が余剰となっていました。その余剰車輌をスイス国鉄(SBB)が引き取り、EW IVカラーで運用しているものがこのスイス国鉄荷物車 MC76 タイプとなります。

実は、SNCF時代のコラーユ塗装のものも気になっていまして、そのうちに新製品で出ましたら手元のメルクリン製SNCF客車と編成を組みたいなんて事も考えていたりします。その場合、食堂車(ショートスケールモデル)をどう手当てするかが苦労しそうですが...

さて、このモデルですが、ROCO製とあって手摺りなど別付けパーツが多数あり、モデルが手元に届いた段階ですでに幾つかがポロリと外れていました。なかなか取り扱いには苦労しそうなモデルです。

仕上がりはシャープかつ繊細でメルクリン製とは一線を画きます。フルスケールですが実車の車輌長が短いので取り回しは問題ありません。走行特性も良好です。

ROCOのモデルとメルクリンモデルを混在させて編成を組む場合は、メルクリンカップラーですとROCOの車輌のバッファーにぶつかりますのでROCOのカップラーに変更しています。

編成を組むと、やはり食堂車と共に荷物車も欠かせない存在だな、と感じます。

EW IV カラーの場合、牽引機は赤色のRe460が良く似合いますね。

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車輌番号は D 50 85 92-75 334-9 です。

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2009年10月15日 (木)

スイス国鉄 軽量鋼製客車 荷物車(43400)

Lightweight Steel Baggage Car.
Swiss Federal Railways (SBB) type D.

スイス国鉄 軽量鋼製客車シリーズの続きです。
今回は荷物車を紹介します。

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車軸発電機側

欧州の鉄道では欠かせない存在の「荷物車」です。

地味な存在ですが、欧州の列車編成では隠し味的な個性を発揮します。同じような存在に「郵便車」も有りますがこのシリーズでは製品化されていません。将来製品化されると面白いですね。

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車体反対側

車体のデザインやカラーリングは他の軽量鋼製客車シリーズと同じです。車体側面には SBB CFF の文字とスイス国旗のマークがレタリングされています。

モデルの車輌長は他の車輌は26.0cmですが、この車輌は短目で21.1cmとなっています。

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車輌番号は D 18926 です。

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