2010年3月11日 (木)

ICEカラー IC客車セット (43304) 1回目 制御客車 Bimdzf 269.2

4 different German Railroad, Inc. (DB AG) InterCity cars. 1 type Bpmz 291.2 open seating car, 2nd class. 1 type Avmz 111.2 compartment car, 1st class. 1 type ARkimbz 262.4 Bistro car, 1st class. 1 type Bimdzf 269.2 cab control car, 2nd class.

今回から4回に渡って ICEカラー IC客車セット (43304) をご紹介していきます。

このセットはメルクリンから2002年の新製品として発売されました。カタログでは組み合わせる機関車としてBR182が載せられています。

制御客車大好き人間としては是非にも入線させたくなり、2004年初頭にドイツの販売店にて在庫を見つけて入手する事が手来た次第です。

セットの内容は以下の4両です

(1) 2等制御客車 Bimdzf 269.2
(2) 1等/ビストロ 合造車 ARkimbz 262.4
(3) 1等コンパートメントタイプ客車 Avmz 111.2
(4) 2等オープンタイプ客車 Bpmz 291.2

今回はその中から(1)2等制御客車 Bimdzf 269.2を取り上げます。

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Bimdzf 269.2 (43304)

プッシュプル運用で使用される制御客車です。運転席を含む前面が流線型で現代的な外見をしていますが、元々は旧東独のABom226客車で、これを改造して制御客車にしたものになります。

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Bimdzf 269.2 (43304)

カラーリングは今風のICEカラーで、車体が白色、窓下に赤色のラインが1本、屋根がグレー、下回りが黒色に塗られています。

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Bimdzf 269.2 (43304)

運転台の前面ガラスの周りもグレーに塗られています。なかなか格好良い前面ですね。

実車仕様一覧

全長:26,400mm
全幅:2825mm
全高:4050mm
車輌重量:46t
台車形式:GP 200 S-Mg
許容最高速度:200Km/h

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Bimdzf 269.2 (43304)

車輌番号は Bimdzf 269.2  51 80 80-95 850-8 です。

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2010年2月10日 (水)

オーストリア国鉄(OeBB) "CityShuttle" 2階建客車セット (43540) 1回目 制御客車

3 Austrian Federal Railways (ÖBB) CityShuttle bilevel cars. 2 intermediate cars, 2nd class. 1 cab control car, 2nd class. Painted and lettered for the current "Wiesel" regional service concept.

オーストリア国鉄の車輌紹介の続きです。今回から3回に渡って "CityShuttle" 2階建客車セット (43540) を取り上げたいと思います。

43540

メルクリンから2002年の新製品として登場した3両編成の近郊用客車セットです。3両編成の内の1両は運転室を持つ制御客車で、残りの2両は通常客車となっています。

今回はその中から制御客車 Bmpz-ds 5081 80-33 をご紹介します。

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この制御客車を含め3両共に完全な新金型で登場しており、開発費はかなり掛かったと思われます。 開発費の回収の為にバリエーションを増やして製品展開をするかと思われたのですが、この製品が出た限で終わっており、今後「CAT」カラーの登場をぜひ期待したい所です。

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実車通りに非常に背の高い客車で、ショートスケールである事がより高さを強調しています。車内は台車間が2階建て構造で台車部は平屋です。車輌の片端にはプッシュプル運用の為の運転室が設けられており、個性的な外見を有する車輌です。

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カラーリングは車体が赤色とグレーの斜め塗り分け、屋根がグレー、下回りが黒色となっています。運転室部分は赤色で、フロントガラス周りが濃いグレーで塗られています。

運転室前面には白色のヘッドライトが3灯、赤色のテールランプが2灯設けられていて、前進時/後進時にそれぞれが点灯します。

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なぜか車体側面にイタチのキャラクターマークが...(^^ゞ

実車は1996年から配備が始まり合計で57両が調達されています。これとは別に、荷物室付きのバージョン BDmpz-ds 5081 80-33 も有り3両存在する様です。

実車仕様一覧

製造年:1996-2004/2003
製造両数:57
車輌番号:000-036、100-119
全長:27,130mm
台車間距離:20,000mm
全高:4632mm
車輌重量:48t
定員:102人(全室2等室)
台車形式:SGP 400 DSW
許容最高速度:140Km/h

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車輌番号は Bmpz-ds 50 81 80-33 000-5 です。

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2010年1月19日 (火)

ドイツ連邦鉄道 近郊用客車 シルバーリンゲ 前面貫通路付き制御客車 2等/荷物車 (43820)

German Federal Railroad (DB) cab control car, 2nd class with a baggage area (type BD4nf-59). "Silberling / Silver Coin" design. "Rabbit Hutch" end with the baggage area and a rubber diaphragm. Car no. 96 426 Stg.

シルバーリンゲ客車の紹介の3回目です。今回は「制御客車 2等/荷物車」をご紹介します。

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シルバーリンゲ客車の前面貫通路付き制御客車は、30年ほど前までは24cmの鉄板客車として発売されていましたが、それ以降はぷっつりと発売が途切れており、長い間新製品での登場が待ち望まれていました。この為、新規格客車での登場が発表された時には大いに話題になりモデルの出来に注目が集まりました。

実際の発売はシルバーリンゲ客車3種類の中では大きく遅れたものの、その出来栄えはユーザーの期待を大きく超える物になります。

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シルバーリンゲの制御客車は車輌の片端部に運転室を備えていて、ここからのコントロールにより推進運転を行い機関車を制御します。運転室の後ろは荷物室になっていて4つ折の扉が付いています。そこから以降、残りの部分は2等室となります。内部はオープンタイプの客室でシリーズの他の2等車等と同じ造りです。

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実車では、機関車が電気機関車およびディーゼル機関車の場合は直接のコントロール、そして驚く事に蒸気機関車でも推進運転を行っていました。

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写真は実物のこの形式の運転室ですが、ブレーキハンドルが写真中央、その左側は電気&ディーゼル機関車用の運転台、そしてブレーキハンドル右側は蒸気機関車用のコントロール装置です。蒸気機関車は制御客車の運転室からは直接の制御は出来ませんので船で言うところの「エンジンテレグラフ」形式になっています。

Photo

制御客車の運転室でエンジンテレグラフをガチャンと動かすと、その指令が蒸気機関車の運転室へ届くという仕組みです。ほとんど船舶と同じコントロールですが、実際にそれで問題無く列車の運用が出来ていたのかは資料が無いのでよく判りません。実際の映像でも有ればぜひ見てみたいものです。

さて、モデルの方ですが、写真で見る様に良く出来た製品で、特に運転室前面辺りは細かい所まで上手に再現しています。

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車輌番号は BD4nf 96 426 Stg です。

長い間シルバーリンゲ客車の再登場を待ち望んでいたファンに、大いにお勧め出来るモデルです。

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2009年10月16日 (金)

スイス国鉄 軽量鋼製客車 制御客車(43410)

Lightweight Steel Cab Control Car.
Swiss Federal Railways (SBB/CFF/FFS) type ABt.

スイス国鉄軽量鋼製客車シリーズのつづきです。今回は制御客車(43410)を取り上げます。

スイス国鉄軽量鋼製客車の制御客車はEpoch III の時代から存在し、プッシュプル運用に用いられていました。ただ、メルクリンからはEpoch III 時代の制御客車は製品化されずEpoch IV時代のものが製品化されました。それが今回紹介する制御客車(43410)です。

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このモデルは1980年代の末を想定して製品化されているため、Epoch IV時代に特徴的な客車の「UIC番号」と禁煙/喫煙のピクトグラム、それとスイス国鉄マークが車体に記されています。

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Epoch IV 時代の1等車(UIC番号が有る)

前回までにご紹介した軽量鋼製客車シリーズはEpoch III 時代のモデルですのでUIC番号は有りませんが、おおまかなカラーリング等はEpoch IV 時代と同じです。

この為、UIC番号等の有無を除けばEpoch IV 時代として編成を組みプッシュプル運用も可能です。私はこの辺りの細かい事は承知した上で気にせずに走らせています(^^♪

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車体後部の台車には集電用のシューが設置されヘッドライト/テールライトへ給電されます。また、前進/後進を判別する機構が車体に内蔵されていますので、前進時はヘッドライト、後進時には赤色のテールライトが点灯します。

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車輌番号はUIC番号になっていて、ABt 50 85 38-33 930-2 です。

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2009年10月 3日 (土)

スイス国鉄 ICNカラー"Wendezug"セット(42169) 制御客車

本日は、以前話題にしたスイス国鉄 ICNカラー"Wendezug"セット(42169)4両編成のうちの制御客車を紹介します。

スイス国鉄 ICNカラー"Wendezug"セット(42169)は2002年の新製品として4両セットの客車セットとして発売されました。カラーリングは俗に言うICNカラーとなっています。

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欧州の列車は機関車牽引のものが多く、終着駅などで折り返し運行を行う場合、牽引機を末尾から先頭へと機回しを行う必要があります。

この時間と手間を省く為に考え出されたのが制御客車です。末尾の客車を制御客車にする事により、折り返し時に牽引機の機回しをする必要が無くなります。

折り返し時には制御客車が先頭となり、機関車が編成の末尾から押す事になります。一見、連結器が座屈して脱線しそうですが、実際は車輌間のバッファーが応力を受け持つので安全に運行する事が可能となっています。

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このモデルには集電用のシューが装備されており、ヘッドライトとテールライトへ給電を行います。また、進行方向によりヘッドライトとテールライトを切り替える機構が組み込まれているため、制御客車が先頭時にはヘッドライト、末尾時には赤のテールライトが点灯します。

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車輌番号は写真の通り、Bt 50 85 28-94 905-2 です。

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